本屋で見つけた「指輪を作る本」から、娘がものづくりにハマった話
本屋をぶらぶらしていたら、樹脂粘土で指輪を作る本が目に入った。なんとなく手に取って、子供に見せたら、思った以上に食いついた。それが、娘が「自分で作る」ことにのめり込んでいくきっかけになった。

きっかけは、本屋で見つけた一冊
買ったのは『オーブン粘土で作るクレイリング』という本。樹脂粘土で指輪を作る、というだけの本なんだけど、これが娘にハマった。
カラフルで、可愛くて、いろんな指輪が自分で作れる。たぶんその三つが、子供には刺さったんだと思う。最初に一緒にやってみたら、楽しくなったみたいで、次から次へといろんなものを作り始めた。
始めたのは2022年、娘が6歳のころ。夏休み、冬休み、春休み、それから自分が一緒にいられる土日に、少しずつやってきた。
道具は、そんなに要らない
基本は、オーブン粘土さえあれば始められる。指輪の輪っかは、ちょうどいい太さの棒に粘土を巻きつけて形を作るので、最初は家にあるペンやマーカーで代用していた。
リングゲージとゲージ棒は、あればいいかな、くらいのもの。なくても作れる。ただ、子供がハマって毎回作るようになると、そのつど「ちょうどいい太さのもの」を探すのがだんだん面倒になってきて、それで買った。ゲージ棒があれば、子供の指に合うサイズでそのまま巻ける。

作る前に、どんな指輪にするか下絵を描く。「こういうのがいいかな」「これは難しそう」なんて話しながら描くのが、けっこう楽しい時間だった。
粘土はすぐになくなった。楽しくて色々作るものだから、本に付いてきた分だけじゃ全然足りない。追加で、いろんな色が入ったパックを買い足した。
本のとおりに作って、慣れたらオリジナルへ
最初はやっぱり難しい。だから本に載っているものを、絵に描いて、一緒に作ってみるところから始めた。
いっぱい作って慣れてくると、子供は勝手に自分のオリジナルを作り始める。ダイソーで買ったガラスビーズを埋め込んでみたり、セットに入っていたキーホルダーの金具を付けてみたり。
写真は残っていないけど、『11ぴきのねこ』のアホウドリを作ったり、観葉植物の鉢に挿すピクミンを作ったり、植物の根元に置くディグダを作ったりもした。粘土で試行錯誤しながら、欲しいものを形にしていく。これが、すごく良かった。
オーブンで焼くと、ちゃんと固まる
樹脂粘土は、形を作ったあとオーブンで焼くと固まる。焼いてしまえばカビることもないし、自然乾燥みたいに「固まるまで何時間」と待つ必要もない。そこが気軽でいい。

焼き上がると、色がきれいに出る。すみっコぐらしのしろくまとぺんぎん?の指輪も、なかなかよくできた。

両手の指に、自分で作った指輪をいくつもはめて見せてくれる。これは買ってきた指輪じゃ味わえない顔だった。

指輪から、カービィへ
指輪を作り慣れてくると、作るものも広がっていった。今いちばん気に入っているのが、カービィのシリーズ。

右が最初に作ったやつで、左にいくほど新しい。並べてみると、だんだん上手くなっているのがわかる。お菓子のおまけに入っていたカービィのおもちゃを見て、「もう少し大きいのを作ってみたい」と言って作ったものだ。
買うだけじゃなくて、自分だけのオリジナルを作る。娘はこれで、ものづくりに目覚めたんじゃないかと思う。
飾る場所を、いま考えている
カービィがいくつか並ぶようになって、「これをきれいに飾れる場所が欲しい」と娘が言い出した。どこに飾ろうか、どう置こうか、今ちょうど二人で悩んでいるところ。
作ったものを飾りたい、と思えるところまで来たのは、親としてはちょっと嬉しい。
オーブン粘土、気軽でおすすめ
オーブンは要るけれど、焼けば固まってカビない、色もきれい、本を見ながら手軽にできる。子供と一緒に何かを作ってみたい人には、樹脂粘土はけっこうおすすめだ。
買ってきたものを使うのもいいけど、自分の手で、自分の欲しいものを作る。その入り口になってくれた一冊だった。
この記事で使ったもの 【PR】
- オーブン粘土で作るクレイリング(本) … Amazonで見る 指輪づくりのきっかけになった本。Kindle版もあって、Kindle Unlimitedの対象になっています。
- Shuttle Art オーブン粘土 ポリマークレイ 50色セット … Amazonで見る 色がたくさん入っていて、最初の一式にちょうどいい。子供は色をどんどん使うので、多めにあると助かります。
- ステッドラー フィモ ソフト(白) … Amazonで見る 足りなくなったときの買い足し用。よく使う白は単色であると便利でした。
- 8点セット リングゲージ&ゲージ棒 … Amazonで見る なくても作れます。ただ毎回ちょうどいい太さのものを探すのが面倒になって買いました。あると指のサイズでそのまま巻けて楽です。
関連記事
リビングの棚は、子供の成長と一緒に作り変えてきた ── カラーボックスから夫婦のデスクまで
子供が幼稚園のころのカラーボックスから、ホームセンターの木材で組んだ収納、小学生低学年の学用品置き場、そして小学生高学年になって子供部屋に移ったあとの夫婦のデスクまで。リビングの一角が、子供の成長と一緒に何度も変わってきた記録。
子育て家族のカメラ選び — iPhone・ミラーレス・ジンバルの使い分け
子育て中のカメラ選びの悩みと解決策。iPhone・ミラーレス一眼・ジンバルカメラの使い分けと、実際の運用を紹介。
子供がなくしたコンパスケースを3Dプリントで作り直した(STL配布)
息子がコンパスのケースをなくして、むき出しで筆箱に入れていた。危ないので、先端だけ保護してマジックテープで固定するカバーを3Dプリントで自作した。設計の考え方と、STLデータの配布。
冬休みにレゴの世界地図を作ったら、子どもとの会話が広がった
冬休みに家族でレゴの世界地図を作った。日本の場所、親が行った国、万里の長城、カンガルー、サンタさん。完成品より、作りながら広がった会話が残った話。
レゴとテプラで、季節のカレンダーを子どもと作っていた話
レゴの基本ブロックとテプラで、子どもと毎月カレンダーを作っていた。数字ブロックを買うのではなく、白いブロックに透明ラベルを貼り、季節ごとの飾りを一緒に考える。完成度より、親子で話しながら作る時間が残った話。