リビングに二人分の作業デスクを作った。FlexiSpot E7Hと特注天板の話
リビングに、夫婦二人で使える長い作業デスクを作った。
脚はFLEXISPOT E7H。天板は、家をリフォームしたときにお願いした業者さんに板を用意してもらった。
既製品のデスクを買うのではなく、脚と天板を別で用意して組む形にした。
理由は単純で、リビングの使い方が変わったからだ。
子供が大きくなって子供部屋に移り、これまでリビングにあった子供の荷物置き場が空いた。そこを、自分と妻の作業場所に変えることにした。このリビングの一角が、子供の成長と一緒にどう変わってきたかは、リビングの棚を子供の成長と一緒に作り変えてきた話に書いた。
寝室の横にも小さなワークスペースはある。でも、結局リビングで作業することが多い。家族の様子が分かる場所で作業したいし、ひとりでこもりきりになるより、自分にはその方が合っている。
天板は幅210cm、奥行き60cm、厚み25mm
用意した天板は、幅210cm、奥行き60cm、厚み25mm。
本当は奥行き70cmが良かった。けれど、板の規格上、70cmにすると継ぎ合わせが必要になり、価格が一気に上がるということで断念した。
結果として、奥行き60cmでも問題なかった。
ひとつ正直に書いておくと、FlexiSpot E7Hが対応する天板は幅120〜200cm、奥行60〜80cm。うちの天板は幅210cmで、対応の上限を超えている。脚(フレーム)は最大190cmまでしか伸びないので、天板は左右に少しはみ出すし、奥行60cmも仕様の短いほうだ。
これは規格を超えているのを分かったうえで載せた。脚を内側に寄せて固定すれば、ぐらつくこともなく、問題なく使えている。既製品ではなく板と脚を別々に用意する以上、規格きっかりより、自分の部屋に収まる寸法を優先した。
壁にぴったり付けるのではなく、少し隙間を作る前提で設置した。天板に配線用の切り込みを入れることも考えたが、一か所だけ切り欠いても使い勝手が限定されるし、加工も面倒だった。
そこで、天板を脚より少し手前に出す形にした。壁との間に余白ができるので、配線を逃がしやすい。今回はまだ使っていないが、モニターアームを付けるときにも干渉しにくいと思う。

鬼目ナットで天板に固定する
脚を組み立てたら、天板に合わせて、固定する位置を決める。

天板と脚の固定には、鬼目ナットを使った。
用意したものは、M4の鬼目ナット、M4の六角穴付きボルト18mm、バネワッシャー、平ワッシャー。ドリルと電動ドリルは手持ちのものを使った。
ここは注意点がある。鬼目ナットの下穴径は、使う種類とメーカー指定で変わる。今回使ったのはムラコシのオニメD(M4×20)で、メーカーの参考下穴径は5.7〜6.0mm。天板はゴムの木の集成材で、自分は6mmで開けた。材の硬さで適正値が変わるので、使う金具の指定値は必ず確認した方がいい。
まず、鬼目ナットの長さに合わせて、ドリルの刃に目印を付ける。深く掘りすぎると天板を貫通するので、ここは慎重に。

その目印の深さまで、下穴を開ける。

下穴ができたら、鬼目ナットにボンドを塗る。抜け止めのためだ。

そのまま、鬼目ナットをねじ込む。

キャスターではなく、カグスベールにした
脚の裏には、キャスターではなくカグスベールを付けた。
デスクを頻繁に動かしたいわけではない。掃除や配線のときに、少しだけずらせれば十分だった。
キャスターにすると高さや揺れも気になる。今回は、必要なときだけ軽く動かせるくらいでよかったので、カグスベールを選んだ。
立てる場所をリビングに作りたかった
このデスクを作ろうと思った理由は、長時間のパソコン作業で足が張ったり、腰が痛くなったりすることがあったからだ。
座りっぱなしではなく、立って作業できるようにしたかった。高さを変えられるデスクなら、作業姿勢を変えられる。
もう一つは、リビングで作業できる場所が欲しかったこと。
家族がいる場所で作業できると、完全にこもらずに済む。集中だけを考えれば別室の方がいい場面もあるが、家庭の中で作業するなら、リビングに作業場所があるのはかなり大きい。

やってみて分かったこと
奥行き70cmにできなかったことは少し気になっていたが、実際には60cmでも使えている。
むしろ、壁との隙間をどう作るか、配線をどう逃がすか、後からモニターアームを付けられるかの方が大事だった。
鬼目ナットを使うと、天板と脚をしっかり固定できる。ただし、穴あけの深さと下穴径を間違えると失敗しやすい。ここは勢いでやらず、使う金具に合わせて確認した方がいい。
このデスクの上は、リフォームのときに出た廃材の板を3Dプリントのブラケットでシェルフにして整理している。このやり方は、別記事でまとめる予定だ。