リフォームの廃材を、3Dプリントのブラケットでデスクシェルフにした話
デスクの上が、だんだん散らかってきた。
モニターやスピーカーを少し上げて、その下にキーボードを逃がしたい。市販のデスクシェルフを買ってもいいけれど、ちょうど手元に、使えそうな板があった。
家をリフォームしたときに出た、廃材の板だ。これを机の上に置いてシェルフにしたかったが、ただ置くだけだと前後にずれてしまう。そこで、板を机に引っ掛けてずれないようにする足(ブラケット)を、3Dプリントで作ることにした。
このデスク自体はFlexiSpot E7Hと特注天板でデスクを作った話で作ったもの。天板の厚みは25mmで、ブラケットもそれに合わせている。

ブラケットを3Dプリントした
足の部分は、自分でモデルを作って3Dプリントした。

正直、厚みや太さはここまで大きくしなくても良かったと思う。ただ、細くすると弱そうに見えるし、適当に厚みと支えの位置を崩していったら、思ったより実用品らしい見た目にまとまった。三角の筋交いを入れて、横からの力に耐えるようにしている。
印刷の設定はこんな感じ。
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| プリンター | Bambu Lab A1 |
| フィラメント | eSUN PLA+ |
| ノズル | 0.4mm |
| 積層 | 0.16mm |
| 充填率 | 10% |
棚に重いものを載せるわけではないので、充填率は10%でも十分だった。

机に引っ掛けて、ずれないようにした
板をただ机に載せただけだと、使っているうちに前後にずれてしまう。そこでブラケットを、机の天板に上から引っ掛ける形にした。これで板がずれないし、天板を傷つけずに付け外しもできる。

引っ掛ける部分は、うちの天板の厚み25mmに合わせてある。違う厚みの机で使う人は、ここのデータを直す必要がある。
失敗 ── 穴のサイズを間違えた
一回やらかした。
板とブラケットを固定するためのねじ穴を、最初に作ったとき、貫通穴のサイズを間違えた。ねじがうまく効かなかったので、モデルを直した。
直したあとの寸法は、ねじ穴の直径4mm、頭を沈める座ぐりが直径8mm。固定には、ホームセンターで買った皿頭の木ねじ(3.5×20)を使った。
3Dプリントは、こういう「寸法をちょっと間違えた」をデータ側で直してすぐ作り直せるのがいい。木を切り直すより気が楽だ。
まとめ
廃材だった板が、デスクの上の整理に使えるシェルフになった。
買ってきた棚でもよかったけれど、自分の机の寸法にぴったり合うものを、廃材から作れたのは気持ちがいい。次に作るなら、もう少し細くして軽くしてみたい。
3Dプリントで作ったほかのものは、3Dプリンターで家の困りごとを解決した作品5つにまとめている。
この記事で使ったもの 【PR】
関連記事
3Dプリンターで家の困りごとを解決した作品5つ
Bambu Lab A1で実際に作ったもの5つ。キッチンのタオル掛け、子供のコンパスカバー、デスクシェルフ、マイクスタンド、チロルチョコマグネット。設計から失敗まで全部見せます。
余った車のスピーカーを3Dプリンターで復活させた話
車載用スピーカー(carrozzeria TS-F1010)と3Dプリンター(Bambu Lab A1)でPCデスク用バスレフスピーカーを自作。設計の試行錯誤から完成までの記録。
3Dプリンターを買った話——子どもの「印刷できないの?」が始まりだった
子どものBlender体験をきっかけにBambu Lab A1を購入。コスト比較・設置・ニオイ・印刷時間など、家族がいるリビングで使うリアルな情報をまとめました。
リビングに二人分の作業デスクを作った。FlexiSpot E7Hと特注天板の話
リビングの荷物置き場を、夫婦二人で使える作業デスクに変えた。FlexiSpot E7H、奥行き60cmの特注天板、鬼目ナット、カグスベールで組んだ記録。
Pentium 4からRTX 5090へ ― 非エンジニアの自作PC 20年史
2005年、父親からもらったPentium 4が全ての始まりだった。動画編集、Minecraft、そしてローカルAI。20年間で4回の進化を遂げた自作PCの記録。